官民を繋ぐICT振興の要。大量の機密文書を守る多層防御体制の構築が急務に
韓国電波振興協会は、電波・放送産業と政府をつなぐ架け橋として、グローバルICT融合産業の育成、事業者支援、各種技術サービスなどを幅広く手掛ける業界団体です。会員企業をはじめ関連省庁や研究機関など、多角的なステークホルダーと日常的に連携しており、業務上で扱われる文書データや機密情報の量は膨大なものとなっています。
しかし、近年サイバー攻撃の手口が高度化・悪質化する中、従来のパターンマッチング型アンチウイルスだけですべての脅威を完璧に防御することは困難になっていました。万が一にもランサムウェアに感染し、重要データが暗号化されたり業務が停止したりするような事態が発生すれば、同協会のみならず連携する業界全体や政府プロジェクトに大きな影響を及ぼしかねません。
こうした背景から、既存のセキュリティ環境を維持・補完しつつ、ランサムウェアへの対応力を能動的に強化できる専門ソリューションの追加検討がスタートしました。
決め手は「業務を阻害しない超軽量設計」と「エンジニアの即応体制」
新たなセキュリティ製品の導入にあたり、職員の日常的なPC操作や各種ファイル処理に一切の影響を与えないことが第一条件とされました。導入前の検証テストを通じて複数の製品を慎重に比較検討した結果、防衛性能とシステム負荷のバランスが極めて優れていた「WhiteDefender」の全社導入が決定しました。選定の大きな決め手となったのは以下のポイントです。
1. 端末負荷を最小限に抑える超軽量設計
リアルタイムでの保護機能が常時稼働している状態でも、CPUやメモリの消費率が極めて低く抑えられ、大量の文書操作やデータ処理においてもPCパフォーマンスの低下が全く見られない点が実証されました。
2. ポリシー策定を支える専門エンジニアの即応力
試行運用の段階から開発元および専任エンジニアが迅速にサポートに入り、各部署の業務特性に合わせた運用ポリシーの策定やアップデート対応がスムーズに進行。導入・運用における不安要素を早期に払拭できた点が高く評価されました。
統合管理「WhiteSecurityCenter」の構築と、専任エンジニアによる迅速な最適化
全社展開に合わせて、統合管理プラットフォーム「WhiteSecurityCenter(WSC)」を導入。全職員のエンドポイント端末のセキュリティ稼働状況を中央の管理コンソールからリアルタイムでモニタリングできる体制を整えました。
運用初期においては、同協会特有の業務アプリケーションや文書管理ツールに対して一部過剰検知が発生したものの、メーカー側の専門エンジニアが即座に原因分析を行い、プログラムの修正やホワイトリストのチューニングを実施。短期間で安定稼働へ移行することに成功しました。
現在では、WSCの管理画面から疑わしいアクティビティを的確に可視化し、必要に応じた運用ポリシーの変更や配信を一括で行うことで、管理者の運用負担を増大させることなく安全な環境を維持しています。
業務効率とセキュリティレベルを高次元で両立。官民連携を支える安心の執務環境を確立
WhiteDefenderおよびWhiteSecurityCenterの全社稼働後、現場のユーザーからPCの動作遅延や操作性に関するクレームは一切発生せず、極めて高い運用安定性を維持しています。
既存のアンチウイルス製品をそのまま生かしつつ、未知のランサムウェアに対する検知・遮断・自動復旧機能を上乗せできたことで、会員企業や政府機関から預かる大量の重要データは強固に保護されています。
韓国電波振興協会は、今後もWhiteDefenderによる能動的な防御網と手厚い保守体制を活用し、デジタル社会を支えるICT融合産業の発展に貢献する安全・安心な事業基盤を守り続けていきます。