調査日: 2023-01-10
分析日: 2023年1月10日
本報告書は、Vohukランサムウェアの活動が確認された事案に基づき、その技術的な特徴と動作プロセスを分析し、注意喚起を行うことを目的としています。
Vohukランサムウェアは、システムに侵入後、ファイルを暗号化し、拡張子を「.Vohuks」に変更する挙動を示します。これは、典型的なファイル暗号化型ランサムウェアであり、広範な被害をもたらす可能性があるため、厳重な警戒が必要です。
Vohukランサムウェアの実行ファイルは、特定のファイルバージョン情報および属性を有しています。これらの痕跡は、インシデント対応におけるマルウェアの特定に利用されます。
Vohukランサムウェアは、以下の主要なステップを経て、システムへの侵害と暗号化活動を実行します。
スタートアッププログラムへの登録
Windows起動時に自動的に再実行されるよう、自身の実行ファイルをスタートアッププログラムに登録します。これにより、システム再起動後もランサムウェアの活動が継続されます。
<スタートアッププログラムへの登録>
暗号化が完了した後、被害システムには以下の痕跡が残されます。
ランサムウェアは、対象ファイルを暗号化し、ファイル名を「<暗号化された名前>.Vohuks」という形式に変更します。
身代金要求を記した案内ファイルが、各フォルダ内に「R3ADM3.txt」というファイル名で生成されます。
<感染結果(暗号化されたファイル)>
<感染結果(ランサムノートの配置)>
Vohukランサムウェアによる被害を未然に防ぐため、組織は以下の予防的措置を速やかに実施することを強く推奨します。
(参考情報:セキュリティ製品による検知・遮断例)
<遮断メッセージ例1>
<遮断メッセージ例2>
<遮断メッセージ例3>